浅草六区

明治維新後、浅草は公園に指定され、一区から六区に分けられました。その中でも、東京の娯楽の中心として繁栄したのが六区です。
1887年に始まった六区初の劇場「常盤座」は、当時、オペラなどの一大ブームを巻き起こしました。1890年には日本初のエレベーターを備えた凌雲閣が建設され、1903年には日本初の映画専門館がオープンしました。1951年に開業した「浅草フランス座」は、ビートたけしら著名人も輩出しています。
現在、これらの施設や建物はありませんが、花やしきや浅草演芸ホール、まるごとにっぽんなどを訪れる観光客で賑わっています。

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